私がセミリタイアやFIREの概念を知った2019年から本格的にセミリタイア達成に向けて行動を開始しました。
FIRE・・・Financial Independece Retire Early
早期退職のために経済的自立を目指すことを推奨する運動。積極的に貯蓄と投資を行い、一定の資産を築き、その利益で生活費を賄うことができる状態を目指し、働かずに自由な時間を増やすことを目指す考え方です
経済的自立が達成できると、必ずしも働く必要はなくなります。
そして、余暇、旅行、家族や友人と過ごす時間を増やすことができます。FIREでは、収入の大部分を節約し、贅沢な支出を最小限に抑えることが求められます。しかし、ちゃんと実行すれば、定年退職を迎える何年も前に、朝から晩まで働かなくても生活ができるようになります。
なぜセミリタイアやFIREが重要なのか?
多くの人がセミリタイアやFIREが魅力的だと考えるのには、次のような理由があります。
- 第1の理由は、人生をより楽しむことができるようになることです。セミリタイアやFIREを実践することで、仕事に縛られることなく、趣味を存分に楽しむことができます。。
- 第2の理由は、セミリタイアやFIREをすると、家族や友人との時間が増えます。特に子育て期間中の家族は、子どもとの貴重な時間をたくさん持つことができます。
- 最後に、加齢と仕事に伴うストレスからくる健康上の問題を抱える可能性が低くなるため、健康で充実した生活を送ることができます。
私がセミリタイア(FIRE)を目指してた理由は次のとおりです。
セミリタイアとFIREの歴史は
FIREの歴史
FIREムーブメントの起源は、アメリカのインターネット文化と密接に結びついています。特に、個人ブロガーたちの影響力が大きいところです。
例えば、ピート・アデニーというブロガーがいて、彼の記事がきっかけでFIREの考え方が広まりました。また、ある夫婦のブログが話題になりました。彼らは30歳で家を買い、数千万円の資産を築いて早期退職しました。その過程をブログで詳しく紹介していて、「こんなことが本当にできるんだ」と多くの人が注目しました。
これらのブログを通じて、FIREの考え方が広がっていきました。特に、将来に不安を感じていた若い世代に響いたようで、彼らは「普通」とは違う生き方に憧れを抱いたんでしょうね。
そして、SNSやポッドキャストなども登場し、情報がさらに広がりました。は自分の経験を共有して、アドバイスを求め合うようになっていきました。
結局のところ、FIREムーブメントは、個人の体験談と、それを共有するプラットフォームの存在が相まって広がっていきました。アメリカで始まったこの動きは、今や世界中に影響を与えています。
セミリタイアの歴史
セミリタイアという考え方、実は日本でも90年代から注目されてたんですよ。この概念を広めたのが大橋巨泉さんです。1990年に彼が話したことがきっかけで、関心を集まりました。
大橋巨泉さんは、完全に芸能界から足を洗うんじゃなくて、ゆるい感じの引退生活を選んだんです。海外で暮らしながらも、ちょこちょこ仕事して収入を得るっていう。これがまさにセミリタイアの先駆けでした。
FIREの種類
Fat FIRE | Learn FIRE | Barista/Side FIRE | Coast FIRE | |
---|---|---|---|---|
必要な資産 | 大 | 中 | 中 | 小〜中 運用期間によって変動 |
節約 | しなくてよい | 極めて節約する | 適度でよい | しなくてよい |
労働 | しない | しない | 週2~3 | フルタイム |
簡単にまとめると、
FatFIRE 十分な資産を準備し、完全にリタイヤし、以後労働はせず、節約もせず暮らしていく。
LearnFIRE ある程度の資産を準備し、生活費を切り詰めていくことで、資産の取り崩しを極力を行わないで生活をしていく。労働はしない。
Barista/Side FIRE ある程度の資産を準備し、資産を取り崩しつつ、週2、3日程度の労働などを行い生活費をまかないながら、暮らす。節約は生活費と労働のバランスを考えてある程度必要。
Coast FIRE 必要資金は年齢による。老後に必要となる資産を運用により確保する。複利の力を利用することで若ければ若い人ほど達成目標額は低くて済む。いったん目標額を達成した後は、日々の生活費や贅沢費のためだけに労働する。運用資産は老後まで手をつけない。
セミリタイヤとFIRの主な違い
働き方
セミリタイアは部分的に働き続けることを前提としていますが、FIREは完全に仕事を辞めることを目指します。ただし、FIREには派生系がいくつもあります。Barista/Side FIREといったセミリタイアと近い、または同じような意味で使われる定義もあります。
経済的自立の方法
セミリタイアは働きながら収入を得るため、貯蓄や資産運用の必要性はFIREほど高くありません。FIREは主に資産運用による収益で生活するため、十分な資産が必要です。
ライフスタイルの柔軟性
セミリタイアは働き方や収入源を柔軟に選べるため、生活の安定性が比較的高いです。FIREは資産運用のリスクを伴うため、経済的な変動に対する耐性が必要です。
このように、セミリタイアとFIREはそれぞれ異なるアプローチで経済的自立と自由な生活を目指します。
セミリタイアやFIREのための貯蓄方法
セミリタイアやFIREを目指すなら、今すぐ貯蓄を始める必要があります。ここでは、そのためのヒントをいくつかご紹介します。
- 毎月の収入と支出を把握する。
- 把握した収入と支出から、少しづつ支出を抑えて貯蓄に回す金額を増やす。
- 目標を設定する:快適な老後を過ごすために必要な貯蓄額を把握し、その目標に向かって努力する。
私が毎月の収入と支出を把握するためにやっていることは次のとおりです。
とにかく積極的に貯蓄する必要があります。大事なのは貯蓄率です。貯蓄率が高ければ高いほど、リタイアまでの年数は短くなります。
『年収300万円FIRE 貯金ゼロから7年でセミリタイアする「お金の増やし方」』より
セミリタイアやFIREのための投資
セミリタイアのための投資で覚えておくべき重要なことがいくつかあります。
何億という資金がなくてもセミリタイアは可能です。慎重に計画を立て、投資をすれば、予定より何年も早くリタイアすることができます。
しかし、どこにお金を投資すればよいのか、どのように判断すればよいのでしょうか。また、正しい判断ができるようにするにはどうすればよいのでしょうか。
ここでは、投資を始めるためのいくつかのヒントをご紹介します。
少しの金額から始める
投資は少額から始めましょう。
投資は規模の世界です。資金が拡大すればするほどその恩恵は大きくなります。ですが、株価の値動きに慣れていないのにまとまった金額をいきなり投資すると、株価が下がった時にメンタルをやられて投資を辞めてしまうリスクがあります。最初に色々な投資先を検討して始めるのはいいですが、いずれも少額から始めるのをお勧めします。
リスク許容度について考える
リスク許容度を考えましょう。これは、お金をどこに投資するかを決定するのに役立ちます。投資はあくまで余剰資金で行うのが原則です。ただし、その線引きは人によって大きく異なります。投資先の株価が下落している時でも冷静で居られるような金額で投資を行います。
ファイナンシャルプランナーの利用を検討する
ファイナンシャルプランナーの利用を検討することを考えてみます。自分が投資を最初に行い、興味を持ったのも知人に紹介してもらったファイナンシャルプランナーと話をしたことがきっかけです。
専門家が、あなたの状況に応じて必要な手助けをしてくれます。どういった視点が必要か分かるので、とりあえず相談してみるのがおすすめ。
注意点としては、無料の相談会などは,ほぼ100%保険や不動産投資などの商品への誘導が目的なので、有料での相談を行なっているファイナンシャルプランナーなどに相談するなどの見極めが大切です。
分散投資を忘れない
分散投資とは、株式、債券、不動産など、さまざまな種類の資産に投資することを意味します。分散投資をすることで資産全体の極端な増減を抑えることができ、それぞれにリスクヘッジができるようになります。
セミリタイアやFIREのための計画
経済的に大きな失敗をする可能性があるのは、計画を持たずに退職することです。退職後の生活を支えるためにどれくらいのお金が必要なのか、また、その収入をどのように得るのかを明確にしておくことが重要です。
しかし残念なことに、多くの人はセミリタイアやFIREの計画が曖昧だったり、仕事のストレスから目標達成前に退職してしまったりしています。
前もって計画を立て、コツコツ行動していけば、セミリタイアやFIREは可能ですし、モチベーション維持にも繋がります。
セミリタイアやFIREで避けるべき失敗
老後の生活設計を考えるとき、考えるべきことはたくさんあります。
でも、セミリタイアやFIREを目指すと、さらに考えなければならないことがあります。ここでは、セミリタイアやFIREを計画をする際やってしまうミスと、それを避けるための方法をまとめてみます。
これらの踏まえてセミリタイア(FIRE)を達成すべく、ブログを書いています。
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