セミリタイアのための目標資産額の設定方法について
現在、私は34歳です。セミリタイアという概念を知ってからというもの寝ても起きても早くリタイアしたいという思いで頭がいっぱいの状況です。
こういう精神状態だと、計画性など無視して感情に流されるままに行動を行ってしまいそうです。
今回は一旦頭を冷やして冷静になって、セミリタイアするにはどれくらいの金額が必要なのかということを見ていきたいと思います。
思えば、高配当投資における目標額の設定というものを案外今までしていないことに気づき、改めて考えると自分のモチベーション維持のためにも非常に効果的だと感じるので早速計算してみました。
我が家の年間支出(FP協会が提供しているシートを元に計算)を配当金だけで賄うには一体いくらい必要なのでしょうか・・・!?
資産額の目標を計算
我が家の年間支出額は、
2,146,000(変額年金保険への積み立て毎月6万1000円含む。)
1,414,000(積み立て含まない。)
となります。
次に目標とする資産額は下記の式で求めてみます。
目標とする資産額 ✖️ 運用利回り(3%〜5%) ✖️ 税金(100-20.315 %) = 2,146,000円
まずは積立6万1000円を含むケースです。
運用利回り | 税率 | 年間支出 | 目標資産額(円) |
0.03 | 0.79685 | 2,146,000 | 89,770,137 |
0.04 | 0.79685 | 2,146,000 | 67,327,602 |
0.05 | 0.79685 | 2,146,000 | 53,862,082 |
0.06 | 0.79685 | 2,146,000 | 44,885,068 |
0.07 | 0.79685 | 2,146,000 | 38,472,916 |
0.08 | 0.79685 | 2,146,000 | 33,663,801 |
0.09 | 0.79685 | 2,146,000 | 29,923,379 |
0.1 | 0.79685 | 2,146,000 | 26,931,041 |
3%から5%程度の運用利回りでは、なかなかの金額の資産が必要となります。心が折れる金額で、モチベーション維持のために計算したのに逆効果と相成りました。
続いて、積立金なしバーションのケースです。
運用利回り | 税率 | 年間支出 | 目標資産額(円) |
0.03 | 0.79685 | 1,414,000 | 59,149,568 |
0.04 | 0.79685 | 1,414,000 | 44,362,176 |
0.05 | 0.79685 | 1,414,000 | 35,489,741 |
0.06 | 0.79685 | 1,414,000 | 29,574,784 |
0.07 | 0.79685 | 1,414,000 | 25,349,815 |
0.08 | 0.79685 | 1,414,000 | 22,181,088 |
0.09 | 0.79685 | 1,414,000 | 19,716,523 |
0.1 | 0.79685 | 1,414,000 | 17,744,870 |
なかなか希望が見えてくる金額です。
セミリタイアのための目標資産額
上の表だけ見ると、自分の資産額と照らし合わせて、どうしても運用利回りが高い商品を選好してしまいがちです。当たり前ですが、運用利回りを高めるということはそれだけリスクを背負うことになりますし、セミリタイアするための銘柄選びとなると、超長期的に配当をもらえることが何より大事です。
1%変わるだけで資産額が大きく変わってしまいますので、ここでは夢を持って利回り5%と設定し、目標とする資産額は、35,489,741円としたいと思います!
とりあえずはセミリタイアを目標として、積立分の6万1000円は、これはもう派遣やアルバイトなどで働いて稼ぐこととしたいと思います。
いや〜・・地方のなんの技術もない事務方サラリーマンにはなかなか厳しい目標ですが、この目標に沿って、次は積立のスケジュール等を組んでいきたいと思います!
資産額のについては目標については、こちらで別の検討を行っています。
コメント
[…] 以前に設定した目標額(セミリタイアのための目標資産額の設定方法について)については、今年度達成する見込みです。 […]