20代は何も考えずに仕事に行き、帰ってきてはネットサーフィンなど好きなことをして過ごしてきました。給与は使いたいだけ使って、余った分は貯金といった感じです。
結婚を機に、自分や家族の将来を考えて保険の見直しなどを行いました。その際にどれだけお金使っているのかを確認し、お金の流れを把握することや計画を立ててお金を使うことの大事さに気づきました。そこで我が家が行ったお金の流れを把握するためのステップをご紹介します。
ライフプランに必要な将来の資金を把握する4つのステップについて
次の4つのシートを作成することによってライフプランに必要な将来の資金を把握することができます。
- 家計の収支確認表
- 家計のバランスシート
- ライフイベント表
- 家計のキャッシュフロー表
先に言ってしまうと、これらは全て日本FP協会で紹介されているものになりますが、これを自分なりにアレンジしながら進めていくと良いと思います。
もともと保険の見直しをするときに相談に載ってっくれた人が、CEPという資格を持っており、そのきっかけで日本FP協会に興味を持ったこともあり、協会で配布されているテンプレートを発見しました。
テンプレートは次のリンク先からダウンロードできます。
家計の収支確認表
家計の収支確認表とは、家計で収入と支出を管理するための表です。家計の収支確認表は、家計での管理をする上で、様々な場面で活用することができます。
家計の収支確認表を作成するには、以下のような情報を記入する必要があります。
- 収入: 家計で収入として得られるものを記入します。収入には、働いて得られる手取りや給料、貯蓄や投資で得られる利益などが含まれます。
- 支出: 家計で支出として使われるものを記入します。支出には、生活費や教育費、娯楽や旅行費などが含まれます。
家計の収支確認表を作成することで、自分がどのような収入を得ているのか、どのような支出をしているのかを把握することができます。また、家計の収支確認表を使うことで、自分が予算内で生活しているかどうかを確認することができます。
家計のバランスシート
家計のバランスシートとは、家計での金融資産と負債を管理するための表です。家計のバランスシートを作成するには、以下のような情報を記入する必要があります。
- 金融資産: 所有している資産を記入します。金融資産には、貯蓄や投資などが含まれます。
- 負債: 家計で負っている債務を記入します。負債には、クレジットカードの返済や住宅ローンなどが含まれます。
家計のバランスシートを作成することで、自分がどのような資産を所有しているのか、どのような債務を負っているのかを把握することができます。また、家計のバランスシートを使うことで、自分が資産が多いか少ないかを確認することができます。
ライフイベント表
ライフイベント表とは、人生で起こるさまざまな出来事を把握するための表です。ライフイベント表を作成することで、将来の人生を考える上で参考にすることができます。
ライフイベント表を作成するには、以下のような情報を記入する必要があります。
- 年: イベントが起こる年を記入します。
- イベント名: イベントの名前を記入します。
ライフイベント表を作成することで、将来の人生を考える上で参考にすることができます。
家計のキャッシュフロー表
現在の家計と将来の予定がわかったら、「家計のキャッシュフロー表」を作成することができます。家計のキャッシュフロー表では、現在から将来までの家計の変化を確認することができます。セミリタイアがかなうのか、家計は赤字にならないか、などさまざまなことがわかります。
流れとして、キャッシュフロー表を完成させるために他のシートを作っていくという感じです。(ちなみに私自身はFPでもなんでもありませんし、なんのマージンも入っておりません笑)
ちなみに、このシートを作っていくと、学校の入学資金など、人生の節々にかかる費用を入力する必要が出てきますが、私はネットや本で調べた平均値などを入力して作成しました。
ライフプランを作成して感じたこと
作業を終えてキャッシュフローがざっくり完成して感じたことは、将来への漠然とした不安が大きく軽減されたということ。
我が家では、第一子が生まれた時に初めて作成し、その後毎年一回見直しを行っていますが、何十年後か先までの見通しを作ることでお金の準備がどの時期にどれくらい必要なのかということがある程度わかったことによって心の準備ができました。
特に第二子が生まれてこの作業をした時に、思わぬ時期に出費が重なることなどが判明してとても参考になりました。
作業を通して、ただ闇雲に貯蓄するだけではなくてその出費の時期に合わせて貯金をしていくなど、計画的に貯金することを意識して、使うときには思いっきって使うといったことをができることが精神衛生上とても大事だと感じています。
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