セミリタイア(FIRE)に向けて生活防衛資金はいくらくらい用意するか

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生活防衛資金とは、生活に必要な費用をカバーするために蓄積する資金のことです。これは、突然の事態や予期せぬ出費に備えるために準備するものです。

生活防衛資金はいくらくらい用意するか

我が家の場合は、次のような生活防衛資金を準備しようと考えています。

  • セミリタイア前 100万円
  • 夫婦がセミリタイア後 200万円
  • 夫婦ともにセミリタイア後 300万円

ただし、これは家の修繕費など、一時的に必要になるであろう費用は別で考えています。

一般的な生活費

生活防衛資金は、通常、3か月分の生活費を目安に蓄積することが推奨されています。例えば、月々の生活費が5万円であれば、3か月分の生活防衛資金は15万円になります。これは、突然の失業や病気などで支出が増える場合に備えるためのものです。

我が家の場合は共働きで、毎月のキャッシュフロー(給与)があるため、セミリタイア前は100万円、生活費のおおよそ3ヶ月としています。

生活防衛資金を蓄積することで、予期せぬ出費や突然の事態に備えることができるだけでなく、財務的な安定を確保することができると考えられます。定期的に貯めることで、生活費を確保することができるだけでなく、将来的にも貯蓄や投資をするための基盤を作ることができるでしょう。

生活防衛資金が用意できないときは

生活防衛資金が用意できないときは、まずはその理由を考えてみましょう。自分がどのような状況にあるのかを明確にすることで、解決するための方法を見つけやすくなるかもしれません。

具体的には、以下のようなことを考えてみると良いでしょう。

  • 自分が持っている財布やバッグの中身を整理して、不要なものを処分する
  • 自分が使っているクレジットカードやローンを精査して、利息が高いものを返済する
  • 家賃や光熱費、通信費などを比較して、安いものを選ぶ
  • 収入を増やすために、仕事を増やすか、副業をする

また、生活費が苦しいときには、生活スキルを向上させることで、お金を節約できるかもしれません。例えば、

  • 自分で料理をすることで、外食を減らす
  • 自分で洗濯や掃除をすることで、サービスを利用する費用を減らす
  • 自分で買い物をすることで、宅配サービスを利用する費用を減らす

などが考えられます。生活スキルを向上させることで、自分で手を動かすことができるようになり、生活費を抑えることができるでしょう。

ライフイベントで必要な資金に備える

ライフイベントとは、人生で起こる大きな出来事のことを指します。具体的には、次のようなものがあります。

  1. 入学や卒業: 学校や大学に入学するときや、卒業するときなどが含まれます。
  2. 就職や転職: 仕事を探すときや、転職をするときなどが含まれます。
  3. 結婚や離婚: 結婚式や挙式などをはじめとする結婚に関する出来事、離婚に伴う処理などが含まれます。
  4. 子育て: 出産や育児に伴う出来事が含まれます。
  5. 引っ越し: 住宅を借りる、購入する、建てるなどの引っ越しに伴う出来事が含まれます。
  6. 医療: 医療関係のライフイベントとしては、病気やケガ、手術などがあります。

これらは一例であり、ライフイベントは人それぞれで異なります。ライフイベントが起こると、費用や手続きなどが必要になることがあるため、予め資金を備えておくことが重要です。日本FP協会で公開しているライフイベント表などを活用して、今後考えられるイベントを洗い出してみてください。

ライフイベントにかかる費用を準備には次のような方法があります。

計画的な貯蓄: ライフイベントを見据えて、毎月定めた額を貯蓄することで、必要な資金を蓄えることができます。貯蓄をする際には、利息を高めるために預金や投資信託などを利用することもできます。

保険を利用する: ライフイベントに必要な資金を備えるために、保険を利用することもできます。例えば、将来的に必要になる医療費や介護費をカバーするために健康保険や介護保険を検討することができます。

借り入れる: ライフイベントに必要な資金がない場合は、借り入れることもできます。借り入れの際には、利息や返済期間、借り入れできる額などを検討して、最適な借り入れ先を選ぶことが大切です。

収入を増やす: ライフイベントに必要な資金を備えるためには、収入を増やすことも重要です。仕事での昇給やボーナス、副業や資産運用などを通じて、収入を増やすことで資金を蓄えることができます。

まとめ

特に、セミリタイア後の生活は、特に個人で行う事業などが安定しないなどの場合は、金融資産の増減によってかなり精神的なストレスがかかりそうです。

このストレスを軽減するには、やはり現金クッションとして生活防衛資金を多めに準備しておく必要があると考えています。

セミリタイア後の生活を想定して、自分が必要な資金を準備していきましょう!

こちらでは、自分の目標額からの毎月の資産額を試算しています。

FIRE(セミリタイア)の失敗と対策についてをこちらで考えています。

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