今回は、僕がセミリタイヤしてからの生活の変化についてお伝えします。
それでは、セミリタイヤ後の僕の生活習慣の変化を、「変わらなかったこと」と「変わったこと」に分けて紹介していきます。「えっ、何も変わってないの？」なんて思わないでくださいね。変わったところもたくさんあるんです！ただ、意外と変わらない部分もあるんですよ。
変わらなかった習慣
スケジュール管理は相変わらず
会社員時代は、会社のシステムで予定を管理してましたが、今はGoogleカレンダーを使って管理してます。正直予定なんて本当になくて、空白だらけなんですけど、それでもToDoリストの機能を使ったり予定の入れ方は会社員時代から引き継いでやってますね。
ただ、会社員時代と違う点として、自由に予定を立てられるのが本当に嬉しいですね。「今日の予定：1日中ゴロゴロする」なんて入れちゃったりして。
それに、スケジュール管理をしっかりすることで、数少ない予定のバッティングなどを防げます。仕事の時間、家族との時間、自分の趣味の時間…。今までは仕事のスケジュールは会社のシステムで管理していましたが、今では自分の予定や家族の予定をgoogleカレンダーで管理しています。
早起きは昔から変わらぬ習慣
セミリタイヤする前から早起きは習慣でした。朝は静かだから、ブログを書いたり本を読んだりするのにぴったりです。でも正直、たまに「なんで休めるのに早起きしてるんだろう」って思うこともあります。
でも早起きって本当に気持ちいいんですよ。朝日を浴びながら「よっしゃ、今日も一日がんばるぞ！」…って気持ちになれます。
それに、早起きすることで1日が長く感じられるんです。朝の静かな時間に自分のやりたいことができるし、家族が起きてくる前に色々準備もできる。これ、意外と大切なんですよ。家族のために朝食を作ったり、掃除したり。
正直、もっと夜型になるかもなとかも考えていたんですが、自分の場合は子持ちの家族持ちセミリタイアなので、家族に引っ張られて、生活リズムが崩れないというのはありますね。自分一人でフリーターみたいなことを半年くらいしていた時期があったんですけど、その時は完全に昼夜逆転してましたからね。
読書習慣は続いています
高校生の頃から続けてる習慣です。昔は小説をよく読んでました。現実世界から離れて別の世界に入り込める感じがして、すごく楽しかったんです。学校の勉強や部活で疲れた時も、本を読むと気分転換になりました。
セミリタイアしても読書は続けています。ただ、セミリタイヤを目指すようになってから、読む本のジャンルがだいぶ変わりましたね。今は「お金の増やし方」とか「効率的な時間の使い方」みたいなビジネス本を読むことが多くなりました。「あ、こんな考え方があるんだ！」って新しい発見があって、だんだん面白くなっていってましたね。
セミリタイヤしても、いや、だからこそ、読書は僕の大切な習慣の一つです。時間ができたからこそ、今まで読めなかった本にもチャレンジできるし、じっくり考えながら読むこともできる。これからも、この習慣は続けていきたいと思います。
また、ここ数年くらいは小説を読んでいなくて、読みたいと思う作品もたまっているので、気持ちが小説に傾いてきたら、がっつり読んでいきたいですね。
変わった習慣
食生活が大きく変化
まず、毎日2食にしました。10時とか11時に遅めの朝食というか早めの昼食をとって、あとは夜しか食べてないんです。朝起きてからはコーヒーとかお茶とか水分だけですね。これ、意外と体に良いんですよ。少なくとも僕の体には合ってるみたいです。
もともと会社員だった時も、体を動かすような仕事はしてなくてデスクワークだったんですけども、セミリタイヤしてからはさらに体を動かさなくなったように思います。なので、お腹は全然減らないんだけど、週間で毎日3食食べてました。
でも、ふと止めてみようと思って朝食を抜いてみたら案外いける。最初の1、2日位だけちょっと空腹を感じたけれど、その後は全然食べなくても大丈夫ですね。
ただ、やっぱり家にいる時間が長いと間食が増えますね、そこら辺を自制できないので、外に無理やり行ったりもしています。そんで最近は歯が痛くなって歯医者行ったりしてます。要するに毎日２食生活はいいんですが、家にいるとなんか手持ち無沙汰感があってついついお菓子を手に取るので、あんまし健康的ではなくなっているので、もう少し改善していきたいところです。
子供の送迎が日課に
時間ができたので、子供の送り迎えを毎日するようになりました。朝は「お父さん行ってきます！」って元気な声で行ってくれるんですが、帰りは「えー、またお父さん？」って言われちゃってました。でも、そんな反応もかわいく感じちゃうんですよね。３ヶ月が経過してだんだん父親の迎えにも慣れてきてる感じはしてます。
学校までの道で色んな話ができて、子供との絆が深まった気がします。学校であったことや友達のこと、将来の夢とか。セミリタイヤする前は聞く機会が少なかった話をたくさん聞けるようになりました。
最近では子供の友達関係まで把握してて、「お父さん、誰々ちゃんが熱でお休みしたんだけど、明日来るかな？」とか聞かれても顔がわかるようになってきてますね。子供の世界を知れるのは面白いですね。
そういえば、上の子は小学生ですが、宿題で音読を聞いてたり、ドリルを見たりしているんですが、漢字の練習しているのを見た時、明らかに僕より字が上手い。ショック以上に、すげーってなりましたね。
こんな感じで、よくセミリタイアする目的に家族との時間をあげる人も多いですが、自分の場合もいい感じで家族との時間を増やすことができて、その生活を楽しめています。
お酒との付き合い方が変化
仕事をしてた頃はお酒を飲むことが多かったです。学生時代からお酒が好きでよく飲んでいました。社会人になってからも自分の場合は飲み会とか特に嫌いじゃなくて楽しんでいた方です。プライベートでも週末よく飲んでいました。
ですが、仕事を辞める1年前位から週末だけじゃなくて、平日夜もよく飲むようになりました。「今日も厳しい一日だった…よし、ビールだ！」みたいな。正直、残業で遅く帰ってもそのまま寝てしまうと、朝が来ちゃうので、ビール飲みながらYouTube見たりして夜の時間を過ごしていました。
でも、今はあまり飲まなくなりました。ストレスが減ったからかな？それともセミリタイアして収入が減ったから？でも、お酒を控えめにすることで、朝がすっきり起きられるようになりました。二日酔いで頭が痛い…なんてこともなくなりましたしね。
自分は早起きして、1人で過ごす時間がかなり好きなので、そういった意味ではお酒を止めて、朝の早い時間にすっきりして過ごせるのはかなり幸福度が高いですね。それに、お酒代が浮いた分、他の楽しみにお金を使えるようになりました。
ただ、今でも、元職場の同僚に誘われた時とかは飲みに行ってます。たまに飲む時は最高に美味しいです。それから今の季節は草刈りとか外の仕事をして汗だくになった後にお風呂入ってから飲むビールは最高。「ぷはー！生きてて良かった！」って感じです。
それから、週末でも焼肉とか家でやる場合は飲んだりもします。こんな感じで、お酒はかなり量が減りましたけども、0になったってわけじゃなくて飲みたいときには飲んでるって感じで、飲みたいって思うことが少なくなったって言う方が正しいかもしれませんね。
早寝早起きの生活リズム
子供と一緒に寝落ちすることが増えました。というか、子供を寝かしつけるつもりが、自分の方が早く寝ることも結構あります。何なんですかねあれ、ベッドに横になった瞬間、もう寝てる的な。早寝早起きって本当に大切で、体の調子も良くなるし、朝の時間を有効に使えるんです。
でも、たまに夜中に目が覚めて「あれ？もう朝？」ってなることもあります。時計を見たら2時。そんな時は「よっしゃ、二度寝だ！」って幸せな気分になれます。
セミリタイヤ前は、夜遅くまで仕事をしたり、帰宅が遅くなったりすることも多かったんです。なので、そもそも、子供と寝るなんて、特に平日はあり得ませんでしたね。でも今は、規則正しい生活リズムが身につきました。体調も良くなったし、毎日がすっきりしています。
ただ、早寝をすることで、奥さんとの時間が少なくなっているので、もう少し奥さんとの時間を増やしていきたいなって今は思っています。
家事への積極的参加
料理や洗濯、掃除など、恥ずかしながらセミリタイア前はほとんどしてませんでした。恥ずかしくていえませんが、家事の大変さを実感して、奥さんをもっと大切にしようと思うようになりました。「ごはんおいしいね」「洗濯ありがとう」なんて、今まで奥さんに対して何も言ってこなかったけど、感謝はちゃんとその都度伝えられたらなと思ってます。それくらいけっこう家事が大変だなって実感してますね。
でも本当に、家族のために何かをするのって、いい気持ちになりますね。それに、なんか作業しているときに行き詰まった時は、無心で掃除とか草刈りとかするとのが結構自分的には楽しかったりします。そういう時間が持てるようになったのが、セミリタイヤの一番の魅力かもしれません。
まとめ
セミリタイヤして、生活のリズムや優先順位が大きく変わりました。時間の使い方、家族との関係、自分自身への向き合い方…、全てが新鮮で、毎日が発見の連続です。正直、たまに「あれ？本当にこれでいいのかな」って不安になることもあります。
でも、このライフスタイルを選んだからこそ、自分の人生を見つめ直す機会を得られたと感じています。仕事一筋だった頃には気づかなかった家族の大切さ、自分の興味や関心、そして本当の意味での時間の価値を再発見できました。
セミリタイヤは決して楽な道ではありません。収入が減る分、生活スタイルも試行錯誤中ですし、「働かない」ことへの社会的なプレッシャーも感じることがあります。でも、その分だけ自分らしい生き方を模索できる時間が増えたのも事実です。
大切なのは、自分にとっての「幸せ」や「充実」がどんなものなのかを見つけること。それは人それぞれ違うはずです。僕の場合は、家族との時間を大切にしながら、自分の興味のあることに時間を使えるこのセミリタイヤという形が合っていました。
でも、他の人にとってのベストな選択は違うかもしれません。フルタイムで働きながら趣味を楽しむ人もいれば、起業して自分のビジネスに打ち込む人もいるでしょう。大切なのは、自分の心に正直に、自分らしい生き方を見つけることだと思います。
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